MARCH就活生(2ダブ)が総合商社から内定を得る7つの法則 -前篇-

①就職留年を経て総合商社含めいくつかの企業から内定を得た経験、②OB訪問を通じて300人の学生と向き合った経験を踏まえ、僕なりに就活のポイントをまとめます。

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9年前、僕は途方に暮れていました。
直前に一年間のイギリス留学から帰国し、意気揚々と挑んだ就活で1つも内定を得ることができなかったからです。

私立の高校・大学に加え留学までさせてもらった親への申し訳なさ、周りの人々への惨めさ、そして何より、大学を卒業して働く場所がないという絶望は、いま思い出しても恐怖しかないですし、できることなら他の人にも味わってほしくないと思っています。

その後、2回目の就活で総合商社から内定を得て、入社後に300人ほどの学生とOB訪問・10回ほどのセミナー登壇を経験していく中で、僕なりに考えた就活のポイントを記載します。結果論・個人の見解でしかないですが、参考にしてもらえれば幸いです。

 

1. シチュエーション+行動を自己PRに

OB訪問を受けていて感じたことの一つに、「粘り強さ」「コミュニケーション力」「柔軟性」など抽象的なキーワード(いわゆるビッグワード)を挙げる学生の多さがあります。

しかし、それでは他の学生と被ったり、比較されて第一印象で見劣りしてしまうリスクが高い。
「粘り強さ」をアピールしたとして、隣にアメフト部主将やヒッチハイクでアメリカ大陸を横断した学生がいたらどうでしょう?「そういう意味の粘り強さじゃないんです」とか言い訳してもちょっと苦しい。
こうならないように、自己PRはもう少し具体的にすることをオススメします。

では、どうやって具体的な自己PRにするのか?

①幼少期から過去を振り返り、「素晴らしい結果が出たとき」或いは「モチベーションがMaxになったとき」をいくつか探します。「得意なこと」を仕事にしたい人は前者、「好きなこと」を仕事にしたい人は後者を探しましょう。
尚、自己PRというと「得意なこと」でなければいけないようにも聞こえますが、そんなことはありません。自己PRや強みを聞くのは、それを表すエピソードを通じて学生の価値観や考え方を知りたいからで、学生が申告するスキル・才能を言葉どおり真に受けて仕事に適用できるか判断するためではないからです。

②ピックアップしたいくつかのエピソードに共通する1. シチュエーション2. 自分の行動を探します。
1. 多様なメンバーと協働するとき2. 個々の力を最大限引き出そうと工夫したとか、1. 誰かに直接「ありがとう」といわれる状況のとき2. 先回りして相手の要望に応えたとか、きっとなにか共通点が見つかるはず。
その共通点こそが具体的な自己PRです。

同じエピソードでも眺める角度・ちょっとした言い回しの違いで異なるシチュエーション・行動が見えてくるはずなので、複数のエピソードにいい感じにハマる表現が見つかるまで諦めずに考えましょう。

 

2. 自己PRと志望動機を繋げる

端的にいうと、自己 PR=過去のこと、志望動機=未来のことです。この2つに一本の筋が通っていると、面接官の中に「〇〇さんは△△な人」というイメージが生まれます。
そうすると、話の信ぴょう性・説得力がグッと高まるし、(面接記録などで)特徴を言葉で表現してもらいやすくなります。体育会系などのわかりやすいキャラを持つ学生が強い所以はここにあります。

総合商社の志望動機を組み立てていきましょう。
(後述しますが、こと総合商社に関していえば、個社の志望動機よりも業界の志望動機の方がはるかに大事だと思います。)

仕事内容をよーく想像して、自己PR(シチュエーションと行動の組合せ)が当てはまりそうな構造または場面を探しましょう。
このとき、いろんな構造・場面を連想できるかどうかは企業研究にかかっています。アイディアが足りない場合は、パンフレットやWebsiteのプロジェクトストーリーなどを読んで仕事内容のイメージを膨らませましょう。

例えば、「多様なメンバーと協働するときに個々の力を最大限引き出そうと工夫できる」という自己PRが当てはまる構造・場面を探すと、
構造: 業種・国籍の異なるパートナーたちの力関係を調整しながらプロジェクトを成功に導く
場面: 途上国のインフラプロジェクトで技術を提供する会社・原料を提供する会社・資金を提供する銀行をそれぞれうまく活用しながら進める
といったところでしょうか。

自己PRと志望動機が連動した一連のストーリーを示すと以下のようになります。
過去の経験から考えると自分の強みは<自己PR>。
総合商社のビジネスモデルは<構造>であると理解しており、そこなら「素晴らしい結果を出せる」or「モチベーションがMaxになる(ひいては結果を出せる)」。具体的には、<場面>のようなビジネスがその構造に当てはまると考える。

このように自己PRと志望動機を連動させることで、「それ君じゃなくても良くない?」という疑問をシャットダウンすることができます。(逆に、「~が好きだから」「~したいから」というありがちな志望動機がいかに甘いかがわかるかと思います。)

尚、具体的にやりたいビジネスが決まってない or とにかく内定が欲しいので、具体的な場面(上記であればインフラプロジェクト)を示すことで希望するビジネスの幅を狭めたくないという反応は総合商社志望者のあるあるですが、「例えば〜のような」といえば問題ないでしょう。
また、配属先紐付きでの採用は各社ほとんど行っていない(或いはそもそも応募の入口が異なる)ので、ここで言及する業界と配属先にそれほど深い関係はないと考えられます。(面接を担当した役員に特に気に入られた場合などは、一本釣りされる可能性もあります。)

 

3. OBOG訪問は2段階で活用する

OBOG訪問をしていると、社員の話はすべて正論に聞こえるものだと思いますが、絶対に全員を参考にしてはいけません
OBOGも人間ですから、ガリ勉・脳みそ筋肉・人たらし等それぞれタイプがあるはずで、どう見てもあなたと違うタイプの人がたくさんいます。
さらにいえば、実は採用ミス(OBOGが企業にフィットしていない)だったり、よくよく整理してみると2人のOBOGが真逆のことを言っていることもあるはずです。

大事なのは、自分と似たタイプか、「かっこいい」「この人みたいになりたい」と思えるごく数人を見つけ、その数人の考え方・振る舞いを参考にすることです。

①そのために、早い段階で多くのOBOGを訪問して参考にすべき数人を見つけ出すことをオススメします。(早く訪問した方が会ってもらえる確率も高いはず。)
その後、万全の準備を経て2回目の訪問をするわけですが、そもそも1回目の印象が悪くては2度目のチャンスはない
ので、1回目からしっかり自分を出してポテンシャルを感じてもらうことが重要です。

②それができたら当面は、足を使って情報収集に努め、自分の頭でしっかり考えて準備を積みましょう。

③本番数ヶ月前になったら、先の数人に2度目の訪問をして模擬面接をしてもらいましょう。ここで憧れのOBOGに認めてもらえれば、大きく自信をつけて本番に臨むことができるはずです。

 

4. 「派手なエピソード」より「日常のエピソード」で信頼を得る

「100人の学生を抱えるボランティア団体のリーダーを務め、200万円の資金を集めてカンボジアで学校を建設してきました。その結果、学校に通えなかった200人の子供たちから感謝された。・・・でも、ボランティアでは持続できないことに気づいた。だからビジネスを通じて・・・」

非常に素晴らしいことです。
でも、就活の視点で考えると、近頃よく聞く類の話だし、反射的に「
どこまで本当に自分でやったんだろう?」とやや疑ってしまうのが普通の人間の反応でしょう。
すると、面接官はまず事実確認をしたくなってしまい、なぜそれをしたのか?どう感じたのか?といった自分らしさに注目されなくなってしまう

これはもったいないです。

目立つエピソードを話すべきじゃないというわけではないんです。
(事実という前提でいえば)きっとすごく大変だったでしょうし、それを乗り越えるには相当の理由・モチベーションや工夫があったはずで、派手な実績よりもそちらを強調すべきということです。

もっといえば、目立つエピソードは履歴書かエントリーシートにさらっと書いておけばそれで良いんです。興味があればあちらから聞いてきますから。

むしろ個人的には、しょうもないくらい素朴な日常のエピソードを話すことをオススメしたい。そういうところにこそ、自分らしい考え方・価値観がでるものです。

「このあいだ、壊れた自転車を引きずっている少年を見かけました。一瞬手を貸そうかと思いましたが、ふとあることを考えて結局そっとしておくことにしました。これまでの人生を振り返ると、自分の力でどうにかしなければならないときほど成長した局面はない。だから、僕はそういう状況に身を置ける仕事がしたいんです。」

そういう意味では、自分らしく行動すること、アンテナを張ることを常に意識していれば、今からでもエピソードは作れます。
常に小型のメモ帳を持ち歩いて自分の感情が振れた瞬間を書き留め、あとで自分の考え方・価値観を振り返ることをオススメします。

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