モナーク航空が破綻!カード決済後に支払先が倒産したらどうなる?→結了しました

12月の海外放浪で利用するはずだったモナーク航空が倒産しました。航空券を予約して、代金はクレジットカードで決済済みです。
こういう機会ってめったにないと思うので、代金回収を試みがてら少し首を突っ込んでみようと思います。

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ちなみに代替便はすでに手配したので旅行には問題ありません。
モナーク便の代金も大きな金額ではないので最後にはあきらめても良いのですが、せっかくなので無事にチケット代金を回収できるのか、実験がてらできることをやってみようと思います。

理論的には、
・ビジネスクラスで数十万円のチケットを予約したら航空会社がつぶれた
・通販で買った商品の発送前に販売会社がつぶれた
などなど、
今後似たようなことが起きないとも限らないので、
これを機に学んでおく意義はあると思います。

なお、本件に関して僕は専門家ではないので、アドバイスや誤りのご指摘など頂けたら幸いです。

 

10月3日

10月2日付でイギリスのLCCモナーク航空が経営破綻したというニュースを入手。
新聞を読んでいて、ふむふむ・・・ そういえば!!(゜ロ゜)
自分のメールBOXを確認してみると、予約メールありました。

 モナーク航空 ロンドン→テルアビブ(イスラエル) £110(約16,000円)

モナークのサイトを見ると↓のとおり。

(本題に無関係ながら、右上のツイートボタンがなんともシュール。笑)

「今後の全フライトはキャンセルです。」
とある。

移動手段がなくては困るので、すぐに代替便を手配。
さて、この航空券どうするか。

ちなみに、ニュースによるとモナークを利用予定だった11万人が海外で立ち往生していて、その人たちの帰国便は英政府の要請を受けたCAA(イギリス民間航空局)が手配するそう。

上記モナークのサイトも、すでに後を引き継いだCAAが運営している。
(会社自体はKPMGが管財人についたとのこと。)

で、僕はどうすれば良いのか?


「AOLとやらで保護はされない(※)。カード会社に問い合わせてくれ。」
(※)Air Travel Organiser’s Licenceの略で、要は旅行会社経由で予約した場合にはこの保護の対象になるらしい。

決済に利用したAXXXのマイページを確認すると、代金の引き落としはまだされていない。つまり、(クレジットカード決済の仕組みをきちんと理解していないが)まだモナークに代金が支払われていなければ、そこの蛇口を閉めることができるか?

AXXXに問い合わせる。
オペレーターの回答が変わったり確認があったりで4回ほどやりとりした結論をまとめると以下のとおり。

①モナークから請求取り消しが来ないと支払いは止められない。サイトを見ればキャンセルされた(=対価を受けられない)ことは明らかだが、AXXX社内の決まり。
また、モナークのサイトにはカード会社に問い合わせてほしいと記載あるが、個人情報や本人確認の観点からAXXXの要請でモナークに請求取り消しをさせることは不可能。したがって、モナークとの交渉は自分でやってほしい。
②AXXXができるのは、支払い後の事後調査のみ。1~2ヶ月後に書面で回答する。

つまり、自力でモナークと交渉して請求取り消しをAXXXに対して通知させない限り、AXXXはこのままチケット代金をモナークに支払うし、僕からはその金額を引き落とすとのこと。

お金がなくて倒産した会社が、わざわざ請求取り消しをするだろうか?
お金がなくて倒産した会社が、一度支払われたお金を返金するだろうか?

その後モナークに電話してみると、自動音声で「48時間以内にフライトを予約している人から優先的に対応しているので、他の人はしばらく待ってくれ。」だそう。
旅先で立ち往生している人たちの気持ちは理解できるので、少ししたら再度モナークに問い合わせようと思います。

その後、関連ニュースを漁っているとこんな情報が。
イギリスのConsumer Credit Act(消費者法?)75条によると、クレジットカードで購入した£100以上の商品に関しては、カード会社が販売者と同じ義務を負う。

が、そもそも本件にイギリス法が適用されるのか、という疑問も残ります。(後からAXXXに確認したら適用されないとのこと。当事者の見解なのでなんともいえないですが。)

 

10月5日

再度モナークに電話してみたが、音声は同じ。つまり48時間が後ろにずれただけ。

一方、ふと「てるみくらぶ」という名前を思い出したのでネットで調べてみると、関連記事がたくさん出てきた。

【雑記】てるみくらぶから学ぶクレジットカード請求の支払停止権利

支払い停止の抗弁権なるものがあるらしいが、内容を読むと割賦販売の場合に限るとあるのでダメ。

こりゃ詰んだかな。

ダメ元で消費者庁にも電話してみましたが、これといった突破口は見つからず。(いいおばちゃんではあったんですけどね。)
かつ、越境取引の場合はCross-border Consumer center Japan(通称CCJ)に相談してくれとのこと。

 

10月11日

10月7日でAXXXの月次締日を迎え、万事休したかと思っていた矢先、
同社から突然の電話。

「倒産等の実態に鑑み、調査担当部署の判断で請求から差し引かれることになりました。」

!!!!!?????

取り消し伝票は?

「あがってきていません。」

え、前と言ってること全然ちゃうーーー
倒産だろうがモナークから取り消し伝票が上がってこないと支払いは停止できない言うてたやん。

今後のために、対応が180度変わった理由や判断の根拠を聞くも、
「倒産等の実態に鑑み$%&#”」とお話にならない対応。

AXXXだから取り消ししてくれたのか、何かの法律がプレッシャーをかけたのか等判断の背景がさっぱりよくわからず結局今後のためにならなそうですが、、、

ひとまず事態結了です。ちゃんちゃん。

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